WordPressのホームページ制作相場は〇万円?相場の50%オフで発注するコツ

この記事は以下のような方におすすめです
- WordPress付きホームページの制作依頼を考えている方
- WordPressの制作依頼をしたときの相場をしりたい方
この記事では、WordPress付きのホームページを制作会社に依頼したときの相場。そして、制作料金を安くするコツをご紹介します。
WordPressの制作相場をしっておくことで、
- 見積をご自分で査定できる
- 相場より高い安いが判断できる
といったメリットがあります。この記事でしっかりおさえていきましょう。
WordPress付きホームページ制作の相場は50万円〜
結論からいいますと、WordPress付きホームページの制作相場は50万円以上です。「うわ、思ったより相場は高いな」と感じた 方がおおいのではないでしょうか。
ちなみに、通常のホームページであれば相場は20万円〜。なぜWordPressを組み込んだだけで、これほど相場が高くなるのか。理由は主に以下の2つです。
- WordPressの組み込み、テンプレート作成に時間がかかる
- 動作チェックをしっかりする必要がある
一言で申しますと、「WordPressはプログラム的な要素がある。そのため、作成に時間がかかるので料金相場が高くなる。」ということです。
とはいえ、WordPress付きのホームページといっても、規模や中身はさまざまです。次からは筆者の経験をもとに、ケースごとのWordPressの制作相場をヵ解説します。
ケース別!WordPress制作の相場
ご紹介するのは、以下3ケースです。
- コーポレートサイト
- ショッピングサイト
- 採用サイト
順にご紹介します。
ケース1.コーポレートサイト(10ページ程度)

参考:株式会社GIG
コーポレートサイトとは、一般的な会社のホームページのことです。そして、コーポレートサイトは10ページ前後で構成されるケースがもっとも多いです。
そのようなコーポレートサイトをWordPressで構築した場合、制作の相場は60万〜100万円。制作金額におおきな幅があるのは、以下の要因によって金額が変わるからです。
- 1ページあたりにどのくらい内容を盛り込むか
- お知らせ一覧ページなどWordPressのカスタマイズが必要なページはどの程度あるか
「WordPress付きのホームページ = 60万円以上」は1つの指標となるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
ケース2.ショッピングサイト

参考:株式会社八百彦本店
ショッピングサイトとはその名のとおりショッピング機能をもったホームページのことです。アマゾンや楽天市場をイメージするとわかりやすいかと思います。ホームページの業界ではショッピングサイトとはいわずに、ECサイトというのが一般的ですね。
さて、WordPressを用いてECサイトを構築した場合、制作相場の目安は100万円〜300万円です。
- 商品の登録は何件必要か
- 会員機能は必要か
上のような機能・要件が金額をおおきく左右します。また、ECサイトは構築の方法によって金額が5倍〜10倍かわります。もちろん安く仕上げることもできますよ。詳しいECサイトの制作相場については以下の記事をご覧ください。
ケース3.採用サイト

最後のケースは採用サイト。リクルートサイトという言い方もします。採用に特化したホームページのことですね。「2020◯◯株式会社採用サイト」といったホームページがリクルートサイトに該当します。
そして、リクルートサイトをWordPressでつくったときの制作相場は40万円〜100万円です。
「採用にかんする情報だけなのに、なぜ会社ホームページと相場がそれほどかわらないの?」
そう思われた方もおおいのではないでしょうか。これにはリクルートサイトならではの理由があります。
- リクルートサイトはアニメーションを豊富に使うことが多い
- 求人情報の更新システムをいれる必要がある
- キレイな写真をつかうため撮影費がふくまれる
リクルートサイトは、コーポレートサイト以上に会社の顔となることがあります。そのため、どの企業も力を入れて作成するのが一般的。これがリクルートサイトの制作相場が高い理由です。
さて、ここまで3つのケースでWordPressの制作相場を解説しました。ですが「ホームページにそこまで費用をかけれない!」といった方もおおいはず。
最後は、WordPressを相場より安く発注するコツをご紹介します。方法によっては、相場より10万円以上費用をおさえることもできます。ぜひ最後までご覧ください。
WordPressのホームページ制作を相場より安く発注するコツ
WordPressを相場より安く発注するコツ。それはWordPressを必要最低限の機能にとどめることにほかなりません。「あの機能も欲しい、この機能も将来的に使うかも」と欲張ってしまうと、あっという間に相場料金を超えてしまうからです。
そこで、WordPressの制作を発注するさいに、発注者側である程度機能のしぼりこみをおこないます。そうすることで、費用をグッとおさえることができますよ。では具体的にどのような点に注意して機能のしぼりこみをおこなうのか。次よりくわしく解説します。
カスタム投稿ページを最小限にする
前提として、WordPressには固定ページと投稿ページと呼ばれるものがあります。
- 固定ページ:編集の手間がほとんど発生しない不変のページ
(例:事業内容ページ、会社概要ページなど) - 投稿ページ:WordPressの管理者が投稿できるページ
(例:お知らせ、求人情報など)
初期設定では、WordPressは1カテゴリーの投稿ページしかもっていません。しかし「お知らせを投稿したい。あわせて実績や求人情報も投稿していきたい」と1カテゴリーの投稿ページでは対応できないケースがほとんどです。
そこで登場するのがカスタム投稿ページです。WordPressをカスタマイズすることで、投稿ページのカテゴリーを増やすことができるのです。ですが「投稿ページを増やしたい」と制作会社にお願いすると、まずまちがいなく追加料金がかかります。内容にもよりますが、カスタム投稿を1つ増やすだけで、10万円ちかい料金の上乗せになることも。
「その機能はカスタム投稿で対応できます」と制作会社にいわれた場合は、以下の項目をチェックし、本当に必要かどうかを見極めましょう。
- 自社でひんぱんに投稿・更新する予定があるか
- ホームページの更新担当者が自社内にいるか
- ほんとうに投稿機能が必要か(固定ページで対応できないか)
もし上記に当てはまらないようであれば、せっかくカスタム投稿機能をつけたとしても、ほとんど利用しないことになるでしょう。そうなると、せっかく費用をかけたのに、とてももったいないですよね。WordPressの制作費用を相場より安くするためにも、必要のないカスタム投稿は極力けずっていきましょう。
追加機能はプラグインを使用するようにお願いする

WordPressにはプラグインとよばれる便利なものがあります。プラグインとは、インストールするだけでWordPressに追加の機能をもたせられるソフトのようなものです。もし標準のWordPressにない機能をつけるのであれば、プラグインを積極的に利用することで手間と工数をおおはばに削減できるのです。
手間と工数をはぶけるということは、それだけ制作会社の負担がへる。つまり、料金ダウンにつながるということです。「その機能はWordPressにないので、別途カスタマイズが必要ですね」
上のようなことを制作会社の方にいわれたときは、プラグインで対応してもらえないか聞いてみましょう。また、プラグイン利用を理由に値引き交渉しうてみるのも相場より安くする1つの手です。
個人事業主に依頼する

個人事業主への抵抗がないのであれば、WEB制作会社だけではなく個人への依頼も検討しましょう。個人でホームページ制作をおこなっている人にお願いすれば、制作会社より格段に料金を安くすることができます。
もちろん発注先によって差はありますが、WordPressを個人に依頼することで制作会社の料金より3割〜5割減となりますよ。また「個人事業主は最後まで仕事をしてくれるのか信頼面などで不安だ」という方は、制作実績をみせてもらいましょう。制作実績の数や質をみることで、ある程度「この個人事業主は信頼に値するのか」を判断することができるでしょう。
WordPressを制作相場より安くしたいなら個人への依頼も検討しよう
筆者の経験では、一般的な会社ホームページをWordPressで制作したとき、60万円〜80万円の料金になるケースがもっとも多いです。ですので、「WordPressの制作相場 = 60万円以上」というのを1つの指標としてもっておきましょう。
また「ホームページにそこまで費用をかけれない」「WordPressを組み込みたいけど、予算はそこまで確保できない」という方は、個人への依頼を検討してみてください。発注先によっては、制作会社なみのクオリティをたもちながら、費用を半額程度におさめることもできますよ。
以上「WordPressのホームページ制作相場は〇万円?相場の50%オフで発注するコツ」でした。
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